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Secret Heart to yearn for you (新(コ)蘭)




満員御礼!っていうかすごい!生まれて初めて
5月4日には15人
5月5日には17人というすごい人数が来てくれてましたー!

ってSとさんがサイトにわたしのブログのURL貼って
くれてるからですね(;ω;あうあうありがとうございます

というわけで頑張ってSS仕上げてみましたー!
シリアスな上に初コナンくんも出てくる上にまとまっていない←


いつも以上の言葉の散らばりように
自分でもびっくりしつつも形にしてお届けー!


では追記からー★



「ねぇ…新一は何か欲しいものないの?」
何の脈絡もなく突然切り出された話だった





「はぁ?...何で急に…」

「いいじゃない!答えてよ!」


欲しいもの…最近新しく出たミステリー小説も自分で買ったし
ゲームも特に欲しいとは思わない
服や靴も特に欲しいと思うものもないし
(まあもらったところで身につけることはほぼ不可能ではあるが)
時計なんかはこの時計型麻酔銃があれば十分である





もちろん彼の中で今一番欲しいものなんぞ心に決まっている







アポトキシン4869の解毒剤だ




しかし、そんなものを彼女に欲しいなんて言えるわけがない
頭の中で出てきたものを繰り返し吟味し答えを探すが
見つからない




「….ねえな…」
「んもうっ!散々待たせた挙句出た答えがそれー?!」
「しかたねぇじゃねえか..ねぇものはねぇんだから」
「…新一って欲がないのね!」
(オメェに言われたかねぇよ…)


「じゃあじゃあね…物じゃなくてもいいんだけど…」
急に尻すぼみしだした蘭に違和感を覚えつつも
質問の内容を頭の中で繰り返す


「物じゃなくてもいい…?」


訂正、口に出して繰り返した。

「何だよ…じゃあ頼んだら蘭が言ってくれんの?」
「あっいや..そういうわけじゃないんだけど..」
「何だそれ…じゃあ何で んなこと聞くんだよ」
質問の意図が今もまだ読めず 少しイライラしてきたらしい

「っていうか欲しいものとか 言って欲しい言葉とか
そういうの聞いてたら 今日が何の日かぐらい分かるでしょー?!」
「今日ぉ…?」
今日は5月4日だ…







だから何だってんだ?






「わっかるわけねぇだろ…」
「ほんっとに…あんたは探偵なの?」
「探偵とどう関係があんだよ…」
「お お あ り よ!
こんなことも分からないでよく犯人なんか 捕まえられるわね!」
受話器越しの攻防はかれこれ20分続いていた。

これは本当に欲しいものを言わない限り
終わらせてもらえないかもしれない
ということは家に帰れないということだ
(おいおい…マぁジかよ…)
呆れ半分 困り半分でどう答えるべきかまだ考えあぐねていた














「わたしがあげられるものなんて何もない…?」


そう寂しそうにぽつりと呟いた







「…蘭?」



寂しそうに悲しそうにそしてその中に悔しさも滲ませていた


「何てね…!冗談よ冗談!欲しいものがないんだもんしょうがないわよね!」
無理に明るく振る舞っているのが分かるほど大げさに声を出した


「蘭…?何かあったのか?」
「何がー?わたしは何にもないわよ!どうかしてるのは新一の方じゃない!もうっ!」
「だから..何が…」

「あーやめやめ!変なこと言ってごめんね!」
「いや…だから「あーこんな時間!コナンくんまだ帰ってきてないじゃない!」
(ヤベッ…)
「そろそろ帰って来る頃だと思うし ご飯まだ作り終えてないのよ」
「お…おお…」
「気をつけてね! 後風邪ひかないようにしてよねー!」
「わぁーってるよ…」
「じゃあまたね…」
「おう..」

そう言って電話は無造作に切られた



心にわだかまりを残したまま、帰路の途につくのであった。





「ただいまー」
「もうっ遅いじゃない!」
「ご…ごめんなさい 博士の作ったゲームがなかなか終わらなくて…」
「またゲームしてたのー?まあ今日は特別な日だからいっか…」
「へっ?」
リビングに行くとたくさんのごちそうがテーブルを彩っていた



「うわー!すっげー!これ蘭ねーちゃん一人で作ったの?」
「そうよー♪ね おいしそう?」
「うん! でも今日は何でまた…?」
「ちょっとー…コナンくんもなの?」
「へっ?」

















「お誕生日おめでとうコナンくん!」















そう言って蘭はコナンに中ぐらいの箱を渡したのだった










「あ…」
「忘れてたでしょー?もう自分の誕生日忘れるなんて
どっかの推理オタクとコナンくんぐらいだと思うけど?」
「あ…そうだね…ありがとう…」
嬉しいと同時に心が思い出したのはさっきの電話だった
(しまった…すっかり忘れてた…)





「ね コナンくん…開けてみて!」
蘭は嬉しそうな顔で自分がプレゼントを開けるのを待っているようだった
「うん!」
リボンを丁寧にほどいてテープをゆっくりと剥がす
まあこんな几帳面な小学生はいないかと思うが
それはまた別の話

中から出てきたのは
「うわあ すっげー…こんなのどこで見つけたの?」
「たまたま古本屋さんで見つけちゃって でも英語で書かれてるから
難しいかなって思ったけど、コナンくん英語喋れるみたいだし
読めるのかなあって思って」
中から出てきたのは古いシャーロックホームズの原本だった


「ありがとう蘭姉ちゃん大切にするね」
「喜んでくれて良かった!コナンくん何が欲しいかちっとも分からないんだもん…
まるで誰かさんみたいね…」





言葉の端々に漏れてくる”新一”を思う気持ちが
この上ない”コナン”の心を締め付ける




「し…新一兄ちゃんも忘れてた…の?」
さっきまで電話していたからは少し遠慮がちな聞き方になってしまった
「そうなのよ…たっくさんヒントを出したつもりだったのに
全然気づいてなくて…」

みるみるうちに曇ってしまう顔にしまったという心が大きくなってしまう


「でもコナンくんのお誕生日とはまた別だもんね!さっ冷めないうちに食べよ!」
「うん..!」
明るく努めて笑う蘭に合わせて自分も目いっぱい嬉しそうに子供を演じるしかなかった。




「蘭ねえちゃんごちそうさまでした」
「どういたしまして!おいしかった?」
「うん!すっごくおいしかったよ!」
「良かったぁ!そう言ってもらえて わたしもすーっごく嬉しい!」








「ありがとう コナンくん」









何となく本当に何となくだけど
そのありがとうは生まれてきてくれたことを
感謝されたような気持が含まれていた気がした





本当に何となくだけど





今日は洗い物もお風呂掃除もお手伝いはさせてもらえなかった
しようとすると さっきのプレゼントの本でも読んでてだの
さきにお風呂に入っちゃってだの
今日は夜更かしも少しは許しちゃうからコーヒーを入れて一緒に飲もうだの
まさにいたれりつくせりだ





もし誕生日を自分が知っていたとして
さっきと同じ質問をされたとしても
ここまでしてもらっているのだ
答えられるものなんてないかもしれないと
こっそり心に思ってはいたのだ









時間は23時を回ってそろそろ40分を指そうという時だった



「夜更かし今日はいいって言ったけど そろそろ寝なきゃね…」
少し言い聞かせるように蘭はコナンに向かって言った
「そうだね…」




「あっ!そうだ今日はお誕生日だし コナンくん一緒に寝よっか!」
いいことを思いついたというこの上ない顔で提案を持ちかけた

「え…いいよいいよ!一人で寝られるから…」
「どうしてー?いいじゃないー!今日はお父さんもいないことだし!」

何としてでも阻止したかった…
中身は高校生だ そんなことを理由にできるはずもなく
ずるずると蘭の部屋に引き込まれてしまった







夜24時5分前 寝息をたてる蘭の隣で未だ寝つけずにいた


(今夜は…寝れねーな…)

諦め半分の心がそう自分に言い聞かせていた




ふと隣を見るとこっちを向いて寝息をたてる蘭が目に入った
その顔はさっきとは裏腹に少し寂しそうな悲しそうな顔に見えた




彼女の悲しみと引き換えに生まれてくるべきではなかった
“コナン”という存在に何度もありがとうをくれたのだ
それだけで十分なはずだった
もちろん彼女にとっては”新一”も”コナン”も別人だ
それでもこの姿で生まれてきたことを感謝されたりお祝いされたりするのは
嬉しい反面複雑な気持ちが絡み合う




上半身を起こして 月に照らされた蘭の顔を見つめて思うのは
さっきの新一の声で会話した電話の内容だった












「わたしがあげられるものなんて何もない…?」







そんな言葉をつぶやいた蘭の声がまだ忘れられない








その言葉を反芻しながらぽつりと声に出して呟いた



















「オレがいつだって欲しいのはオメエの心からの笑顔だけだよ 蘭…」













Secret Heart to yearn for you







だからあげられるものがないなんて言わないで
十分すぎるぐらいに思い思われて
声も心も気持ちも全部一人占めできたらと思うけど
もう十分すぎるぐらいの幸せを17年間もらい続けているのだから















はいお粗末さまでした
毎度お馴染みタイトルの説明は
「君を思う秘密の心」です。
コナンくんから蘭ちゃんへの気持ちというわけで
新一くんの気持ちは何となくらんらんはわかっていたとしても
コナンくんの気持ちは知らないんだろうなって思って うん
同一人物なんだけどね

この後どうなったんだろう新一からのフォローとか
あったと信じてます←そこ書こうよ

コナンがいるかららんらんが救われているのも事実で
コナンがいるから新一がいないのも事実で
コナンという存在って見方によってはすごく複雑な立ち位置だと思います。
だから生まれてきたことを感謝されるというのは
コナンくんにとってすごく嬉しくてでもすごく切ない気持ちになるんじゃないのかなあと
思ってしまいます
あれわたしコナンって何回言うたっけwww


そしてコナンになったことによって
らんらんの笑顔に何より救われていることにもきっと気づくんだろうなあと思います
わたしたちが本当に疲れたときに大切な誰かの一言とか笑顔に救われるように

という中からこんな救いようのないSSが生まれました
せっつなwwwwww
言わせたかったのがコナンくんの最後のセリフwwww
イケメンボイスでどうぞ脳内再生してください★


ここまでたくさん読んでくださってありがとうございます!


今日のあなたの暇つぶしに慣れていたら嬉しいです★




ならないね うん 長いしwwwww






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