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Angel peace (新蘭)



初 天使の日(´▽`)
らんらんは本当に天使だよー!
目指せ蘭姉ちゃんは永遠の
目標になりそうだなあ♪

素直で純粋で意地っ張りで
真っすぐで空手が強くて
誰にでも分け隔てなく優しくて
数え上げればきりがないが(´▽`)笑

そして新一がだーいすきな
らんらんがだーいすきですよっと(*´ω`*)ノ←









“今日も遅くなる”
愛想も何もないメールを 
彼の家で夕飯を作っている途中に受け取った

傍から見ればどこの新婚さんごっこかと
ツッコミが入りそうなものだが
現実にこのメールを受け取った彼女は
落胆の表情を浮かべ ため息を吐いていた



「今日こそは出来たて 一緒に食べられると思ってたんだけどなあ」




そうなのだ、ここ最近 一緒に食べるという目的のために
作られた手料理は 冷めてからではあるものの
この家の主の心と胃袋を満たすのみになっている
彼にとってみればそれでも充分かもしれないが
彼女にしてみれば出来たての一番おいしい状態を
出したいし何より一緒に食べて 喜ぶ顔を見たいというのが本音だ

心なしかそのメールが届いてから
料理を作るペースは遅くなっている
そして、予定よりも1時間遅れの完成品となった
料理たちと時計を交互に見ては
またため息を吐くのであった




「….帰ろ」
自分を諦めさせるために
一言呟いてみたけれど
イスから立ち上がれない

料理からゆらゆら立ち上る湯気を
さっきまで見ていたのに
気付けば時計は23時30分を
指そうとしているところだった

父親から事件の依頼が本庁に居る
目暮警部からかかったから今夜は
帰れないかもしれないという連絡も
先ほどもらったばかりだった
早く帰って戸締りをしてさっさと
寝るようにと何度も電話越しに言われたが
その事実こそが更に彼女を 
帰らせる気にさせない理由の一つに
なっているのもまた事実で


いつもみたいに帰ればいいのに
少し寂しくても 帰ればいいのに
何故だか今日はそれが出来ない
そしてそれが何故かという理由を
何度自分に問いかけても
心に答えが出ることはない

逸る心や時計の針を追う目が止まらない
人工的な灯りだけがついたこの部屋に
寂しさと不安だけが渦巻いていた

せめてコーヒーをと
無理に立ちあがって
ケトルに水を入れてコンロに火をいれようとした
その時だった

張りつめていた空気を破るように
玄関のドアが開く音がした
ケトルはそのままに
彼女は玄関へ急いだ

リビングのドアを開けると
そこには今はこの家の主であり
彼女の恋人である工藤新一が
靴を脱いでいるところであった



頬に傷を携えて


「新一ッ…!!! 何?その傷?どうしたの?!」
わたしは驚いて慌てて駆け寄った
左頬を大きく横切った傷は
殴られた後のようだ


「え? あ…蘭…まだ居たのか?おっちゃん…は警視庁に居たからか…」
自分が居ることに少し驚いては居るものの
父親が警視庁に居るのを見たのか
すぐに頭の中で合致したようだった

「ただいま…ごめんな また遅くなっちまった ありがとな
着替えたら送って行くから…っと…らん?」
靴を脱いでリビングに行きかけた彼の背中が
寂しそうで 悲しそうで 今にも泣きだしそうで
わたしは衝動的に飛びついた
「頬の傷…どうしたの?」
新一の背中に抱きつくというよりは
しがみついたまま 静かに聞いてみた

「何でもねえよ…」
微かな沈黙ののち彼はこう答えた



「嘘….」
「本当に何でもねえんだよ…犯人にちょっと」
「嘘…違う…」
「…」

新一の言葉をさえぎるように
わたしは否定の言葉を再度口にした


そう新一は今までだって幾度か傷を作って
帰って来たことはあった
それは小さなかすり傷や擦り傷ばかりで
犯人逮捕のときに作ったものが
多かった でも今回のは絶対に違う
心の中の大きな確信がわたしに言うのだ

「何があったの?」
「だから 何でもねぇって」
「わたしには言えないこと?」
「…そういうわけじゃねえんだ」
「じゃあ何?どうして教えてくれないの?」




新一は振り返ってわたしの瞳を見据えながら
「何でもないからだよ…」
と、また同じ答を繰り返す
だけどそこに宿る光が
寂しい悲しいと訴えるようで
わたしは新一の腰に絡みついた両腕を
離せずにいた

「じゃあ質問を変える….」
「あん…?」
「どうして…どうしてそんなに悲しそうなの?」
今度は新一の瞳をしっかり見ながら 語りかけた
すると、彼の目は大きく驚いたように 瞬いた









「俺…悲しそうに見えたのか?」
「え…うん」
彼が驚いていることに更に驚いて
わたしも目を大きく見開いた


ああそうだった新一はいつも
誰かを思って自分だけが傷つけば
いいと思ってる
だからもう傷ついたことに
気付けなくなってるのかもしれない

そんなことを思いながら
この長い沈黙の中
新一ははじめて目を逸らして 
考える仕草をしていた

たまらなくなってわたしは
もっと強くしがみ付いて
新一の胸に顔をうずめた



「言いたくないこと…?」
そしてそれに確信めいたものを含ませて
そのままの体勢で
新一に語りかけるように 呟いた

新一は重力に従って下ろしていた両腕で
そっとわたしを抱きしめ返して
諦めたようにこう言った







「蘭には知って欲しくないこと…」





ぽつりとそう言った新一に 何も出来ない自分が
歯がゆくなった
ああこんなにも傷ついているのに
未だにわたしのことを考えて
冷静に言葉を選んでる





じんわり暖かくなった自分のシャツで
蘭が泣いていることに気付いた
慌てて顔を見ると やっぱり悲しそうに
涙を零していた
強く少し責めるような瞳が
俺を正面から真っすぐに見つめていた
俺の瞳の中に 何かを見つけようと




「自分が何も出来ないって 思ってるんじゃねーの?」
右手の親指を頬に滑らせ 目元に浮かぶ涙を摘み取るように
拭いながら そう聞いてみた

蘭は否定も肯定もしなかったが
その瞳には悔しい色がにじんでいた

俺は嬉しくなって
少し笑って蘭に言い聞かせるように
そっと口を開いた

「なあ蘭 俺は事件現場でいくつも蘭を見つけてるんだ」
「…?」
「帝丹高校の制服を着た生徒、買い物帰りの女性、赤いポロシャツを着た人
手編みのセーター、誰かを思って流す涙」
それから













「大切な人に向けられたとびっきりの笑顔」













偽りだらけの中で俺たちが見つける真実が
誰かの明日に繋がらないことがあるかもしれないということ
誰かの傷がどこかで広がるかもしれないということ
色んな負の要素を抱えながら
彷徨い歩くたった一つしかない真実を俺たちは
それでもあるべき場所に返さねばならないから
いつまでも追い求める どこまでも追い求める
それを間違っているなんて思わない
それを英雄気取りで遊び半分栄光求めてやっているわけでもない

それでも救われなかった一言は容赦なく突き刺さる
言って気が済むなら いくら言ってくれても構わない
何を言っても構わない これが罪を暴く 真実を伝える
自分への裁きで償いで 自分なりの真実だと思っているから


それでも知らず知らずの内に傷ついて
心に増えるその傷に気付かないまま
また新しい真実を見つけに行く










「そういう人たちを見るとな、蘭が一番に思い浮かぶんだぜ?」
まるで自分がすごいことをしたかのように
わたしに言い聞かせる新一に何を言えばいいか分からなかった

「だからさ、蘭、居てくれるだけでいいんだよ
俺だって、蘭に言えないことや気付いて欲しくないことだってある
それは、やましいからじゃなくて、蘭に知って欲しいわけじゃないことだから」
何となくその物言いにわたしは納得できる気がした
つまり、わたしは知ったところで 新一の救いにはなれないということ
わたしが傷つくことで 新一は救われないってこと


「じゃあ…わたしは新一が傷ついてるって
分かってて、悲しいって思うだけで何も出来ないじゃない…」
ちょっとだけ拗ねたような 言い方になってしまったけど
これはこれで本音なのだ

自分が傷つくよりも 知らないところで
大切な人が傷ついている方が よっぽど悲しい
そしてそれに何も出来ない自分がいることも
悲しくて歯がゆくてもどかしい

するとまた困ったように笑った新一が
わたしの髪を撫でながら言うのだ
「さっきも言っただろ?俺は色んな人を事件現場で見ては
蘭を思い出すって」












「その度に、救われてんだよ…」










そう言うとわたしを強く抱きしめて
また新一が笑ったような気がした

明日が雨でも晴れでも
笑ってもう一度抱きしめ合える
どんなに信じあった関係でも
何でも分かるわけじゃないから
その瞳で語る光が真実なら
わたしはそれを全力で信じるから








こんなことを蘭が分かってくれるわけないと
思っていたけど
何となく通じたみたいで
それだけで少しだけ嬉しくなった

誰かのことを人一倍思えるこの少女に
事件の概要なんて伝えるつもりは毛頭もなかった
それでも顔を見ただけで 分かられてしまうこの関係に
少しの隠しごとも出来ない厄介さと
くすぐったいような嬉しさが一緒になって
体の中を支配する


色んなことがある度に蘭のカケラを見つけては
また、救われる








Angel peace













まるで天使の羽根を拾い集めるように




















お粗末さまでした
結局新一くんが殴られた概要とか
この後2人どうしてんのとかでなく
あまりにも短すぎる一寸のくせに
全くもって会話がないwwww

ペラペラと真実について語る
ウザイ新一くんでした★

天使の日に掛けてみたけど撃沈

コナンくんに新一のカケラを見つけては
救われたりしている蘭ちゃんと同じように
新一くんもどこかで傷ついたら
いろんなものや人を見ては思い出して
それだけで救われるんじゃないだろうかと
思っております(´▽`)
わたしたちだってそうであるように


それからおっちゃんに警視庁に行かせたのには
本当はこの日らんらんが帰って
おっちゃんに新一は大丈夫か?的な感じで
聞かれて 新一が殴られた概要を知って
てな感じにしようかと思ったんだけど
らんらんが帰れなかった理由と辻褄合わないから
やめになった(´▽`)笑

これ分かるのかな 伝わるのかな 笑
初天使の日こんなんでいいの?www




ここまで読んでくださりありがとうございました♪



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